楽天が千葉県野田市の中里地区で基地局の設置を断念

5Gの基地局設置をめぐって千葉県野田市で起きていた楽天と住民の間の紛争が解決した。楽天が基地局の設置を断念することになった。

楽天は5G基地局を同市の中里地区に設置することを計画。地主と交渉を進めていた。地主も楽天に協力する意向を示していたが、基地局の設置予定地点から2メートルの距離にある民家の住人・Mさんが、計画の中止を求めて、地主と交渉をはじめた。しかし、地主は電磁波についての知識が乏しく、Mさんの申し出を断った。

3月14日の午後、Mさんと元市議らが対策を協議した。①住民を対象とした学習会を開いて、電磁波による人体影響を伝え、住民の力で基地局設置を止めること、②「楽天の基地局設置反対」の立て看板を制作して設置すること、③市議会に働きかけて基地局の設置を規制する条例制定を目指すこと、④地主に文書で申し入れをおこなうこと、⑤市内にある楽天の他の基地局も撤去させることなどを決めた。

15日、Mさんはさっそく地主の自宅を訪れ、抗議文書を手渡した。すると地主はあっさり楽天に協力しないことを約束した。

筆者は、16日に楽天と基地局の設置工事を担当しているエクシオテックに電話して、工事の中止を確認した。